R18、BL要素若干あり。Sな男に翻弄されてばかりの、少しばかりハードボイルドな話。エロ描写不可な方はご遠慮ください。浅羽澪は議員の父と女優の母を持つ大学生。父親の専任弁護士が変更となり、新しく専任になった四ノ宮楓に警戒心しか持てない。顔がいいだけのお飾りならともかく、余裕のある態度と隙のなさが釈然としない。ある日友人である大葉と花火大会に行くと、四ノ宮は澪を尾行し、大葉との関係をしつこく聞いてくる。この男の目的が何なのか、澪は計れずにいた。突然口付けて、いやらしく身体を弄ぶ四ノ宮に抵抗できない。四ノ宮は危険な男だ。わかっているのに、四ノ宮の腕から逃げることができず…。
文字数 117,699 |  最終更新日 2020.4.18 |  登録日 2020.1.19