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古い歴史を持つ百貨店を経営をする家に生まれた絹山莉世(きぬやまりせ)は大学を卒業後、父の秘書となった。30歳になり、嫁き遅れと母と妹に馬鹿にされるが、父だけでは経営が不安なため仕事を続けてきた。しかし、突然の父の死によって、莉世の環境は一変する。「若い方がいいんですって」妹はそう言って、婚約者を奪い、評判が悪い自分の婚約者を押し付けてきた。父の借金を肩代わりしてくれた妹の婚約者の条件は結婚すること―――莉世は婚約者も仕事も奪われ、時任朗久(ときとうあきひさ)に嫁ぐが、その朗久は莉世が思うよりぶっ飛んだ人物だった。※R-18にはマークをつけます。※とばして読むことも可能です。★時任シリーズ第1弾
文字数 54,433 |  最終更新日 2020.11.15 |  登録日 2020.11.01