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幼い頃から鈍臭いと言われ続けてきた私、呑海日奈子(どんみひなこ)。あだ名はドン子。優秀な呑海家の中で一番、デキの悪い私は立場は最下層。就職をしたら家を出ようと決めていたのに就活は全滅。そんな時、姉が就職先を決めてきてくれた。本当にありがとう、お姉ちゃん!と思っていたら、その就職先は姉と同じ会社で……。美人で、頭がよくて優秀な姉は当然、仕事もできて周りの評価は高い。私は何もかもが平均点。むしろ、運動神経は平均以下で……。そんな私の配属先は完璧超人と名高い尾鷹壱哉(おだかいちや)さんの秘書だった!親切な壱哉さんは鈍臭い私をなにかと気にかけて助けてくれるけど、姉は私に冷たくなってしまった―――※視点切り替えあり※R-18には※R-18マークをつけます。飛ばして読むことも可能です。
文字数 116,217 |  最終更新日 2021.4.20 |  登録日 2021.1.31