柊咲凜(ひいらぎえみり)は、西洋画が好きな高校生。幼馴染の日野凪(ひのなぎ)の兄である日野恭介(ひのきょうすけ)に十年以上片思いをしていたが、恭介に彼女ができたことを知り、失恋。失恋の悲しみを晴らすために向かった先は、上野西洋美術館。そこに飾られていたエドゥアール・マネの絵『ブラン氏の肖像』を見ているうちに記憶を失い…気づくと、絵の中にいたブラン氏が咲凜に話しかけていた。「君とは、前世からの運命なんだ」おじさんに恋をされた高校生。私の前世って何?そこに出てくる「前世持ち」の登場人物。21世紀と19世紀の記憶が交差する絵画×前世×高校生の恋愛ストーリーです。柊咲凜(ひいらぎえみり)高校2年生。動画投稿サイトMoutubeでは、ファン数1万人いるアマチュア歌手としても活動中。西洋画が大好きで美術館に通い詰めている。前世はオペラ歌手日野凪(ひのなぎ)高校2年生。咲凜の幼馴染。絵を見ると吐いてしまうほど絵画が苦手。日野恭介(ひのきょうすけ)26歳、咲凜が片思いしている高校教師。※実際にある絵画をモチーフにしていますが、背景や設定は全て架空のお話になります
文字数 10,952 |  最終更新日 2020.12.27 |  登録日 2020.12.26