椎名柚琉は、父の死の真相を知るためMRになった。
当時父の担当医師だった東城大学の教授・守屋に近づく柚琉だが、守屋から利用価値があると興味をもたれた結果、調査をされて身元がばれ、チャンスを失ってしまう。
自暴自棄になる柚琉はふとした瞬間に、守屋の部下・木佐が自分に好意を持っていることに気づく。なりふり構わない柚琉は、「守屋の傀儡」と呼ばれる木佐に近づくが……
復讐を目論むヒロインと、敵の立場でありながら揺れ動くヒーローが葛藤しつつ医療業界のいろいろと闘うお話です。
・医療、病気に関する描写があります。
・出てくる薬品名や効果はフィクションです。
文字数 109,582 | 
最終更新日 2025.1.30 | 
登録日 2025.1.24