スミス・バークレーは、古代遺跡を探索する冒険者だった。彼が目指した終着地、それは世界の始まりの場所と記述された遺跡、モノステーシスだった。そして、彼はいま、モノステーシスの前に立っていた。見るからに人を寄せ付けない大きな壁、だが、その向こうには世界の始まりの謎を解く鍵が眠っている……スミスはそう考えた。壁を開ける方法を考えていると、突如、壁の一つが崩れ始め、中から同い年くらいの少女が現れた。「助けて!!!人間に追われているの!!!」「僕も人間だけど?」「あなたは私のことを助けてくれると信じている!!!そうだ、私の旦那さんになって!!!」「ええええええっ?」突如として見知らぬ少女から告白されたスミスは困惑した。すると、壁の中から武装した人間たちが数人やって来て……。ファンタジーの要素と恋愛の要素を混ぜたいと思います。
文字数 4,278 |  最終更新日 2020.10.13 |  登録日 2020.10.12